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しあわせのねだん

しあわせのねだん
角田 光代
しあわせのねだん
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 74595位
おすすめ度:
発売日: 2005-05-01
発売元: 晶文社
発送可能時期: 在庫あり。
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しあわせのねだんって意外と良く読まれているようですね。これまでこの類の本を読んだことが無かった私でさえも、読んでいる途中からぐいぐいと引き込まれる内容でした。
そんなしあわせのねだんの話を友人にすると、結構知っている人が多かったのです。そう、世間知らずだったのは私だったのね。
とにもかくにも、この世界の事を勉強してみたいと思っているなら、この『しあわせのねだん』は、お薦めできますよ。章毎にまとめられた内容は参考書的に後から読みやすくなっていますし、言葉自体も難しいことは書かれていませんので。しあわせのねだんは最近読んだ本の中でも、私がお薦めしたい1冊です。

親と子の関係についてのいい話シサー
日記がわりにもなる家計簿をかかさずつけているという作者の金銭感覚や角田光代さん的物の価値について書かれたエッセイ。

全体的にはそんなに気おらずに日頃思っている事や日常を書いたエッセイで他の角田光代作品にくらべて迫力はなく暇つぶしに読むにはいいかなって感じです。

ただ一つだけ作者の亡くなられたお母様との温泉旅行のエピソードがかかれたエッセイが載っていてこれがスゴクいい話です。
他の本にも収録されている可能性もありますがこのエッセイ読むためにだけに買う価値があるといってもいいくらいおすすめです。
私的にはこのエッセイ「記憶 9800×2」に特出していえば五つ星の評価になります。

私自身、昨年父が二年の闘病の末、亡くなったばかりでいろいろ後悔する事が多くかなり落ちこんでいた所でした。
父とは根本的にそりがあわず実家をでてからは疎遠で病気になってから私がずっと悪戦苦闘しながら介護していたんですがそれまで病院とか介護とか経験がなく医者のいいなりになってしまったり病気故にわがままな父に結構冷たくしてしまう事が多く死んでからあの時ああすればよかったとか毎晩のように夢にまで出ててくる状態でした。

そんな時たまたま読んだこのエッセイにどんなに救われた事か。
子と親の関係について、思い当たる事が多く父に許された気になりました。

初の角田光代作品
妻が運動不足解消のために2キロほど歩いて某図書館で借りてきたなかにあり、ちょっと目を通すつもりで読み始めました。
直木賞作家で独身だそうです。
内容は日常のなかの出費を自分がどう捉えて、どう感じながらお金をだしているのかがエッセイというんでしょうけれど、短めの文章でいくつも書いてあります。
作家には珍しく、8時?5時の労働時間を決めて週に3日は飲みに出て、ジムにも通っているという生活習慣を通しているそうです。
似たような経済観念を持っている人だなぁ。と感じました。人間臭くてとても身近に思えます。
昨日、最後の章を読み終えたのですが《20代でのお金の使い方がその人の一部を決める》とありました。納得できました。


お金の使い方で露になる「個性」
お金にまつわる体験や思いを綴ったエッセイ。
最後の章の“20代の時に使ったお金がその人の一部を作る”という言葉には納得。
確かにその通り、お金をかける部分とケチる部分って人によって違うし、
お金の使い方でその人そのものが見えてくる。
そんなことから私は角田光代さんの金銭感覚に驚かされました。
私では絶対考えられないようなお金の使い方をしている・・・。
(逆に角田さんが私のお金の使い方を見たら驚愕するでしょうが)
“これは妥当な値段、納得納得”
“高っ!!”
“もっと考えてから買わないと・・・”
そんなことを心の中で思いながら、軽い気持ちで読めます。
余所のお宅を覗き込んでいるようなドキドキ感が味わえました。

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